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摩擦摩耗試験機(フリクションプレーヤ)

往復駆動測定により、静摩擦と動摩擦が順次発生する駆動筐体における摩耗評価が可能な摩擦摩耗試験機(フリクションプレーヤ)の往復摺動駆動系モードを紹介いたします。

摩擦摩耗試験機の往復摺動系測定モード

往復摺動が想定される部材には、与えられる摩擦力は、駆動摺動部で一旦そのエネルギーがゼロとなった後に、逆転方向へと転じます。この際、運動がゼロになることから静摩擦領域が発生し、回転測定とは異なる摩耗状況を示すこととなります。オプションの直線往復摺動測定を追加することで、回転・直線共に用意に測定が切り替えられる摩擦摩耗試験機を紹介いたします。

円弧上往復摺動測定方式

正回転と逆回転を交互に行い、円周上の往復摺動測定を行います。特別なオプションを追加することなくPCの設定一つで簡便に往復摺動測定を行う事が可能です。

直線往復摺動測定方式(Option)

直線における往復摺動測定を行う為のオプション測定となります。回転測定と比べ動摩擦係数の測定には不向きと考えられますが、実際の摩耗進行との相関を得られやすい測定方法と考えられます。更にオプションで本測定を高温下にて行う事も可能です。