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摩擦摩耗試験機(フリクションプレーヤ)
動摩擦係数の変化から摩耗による表面破壊を検出し、摩耗にいたる摺動回数を評価するピンオンディスク型摩擦摩耗試験機(フリクションプレーヤ)を紹介いたします。表面改質や成膜による耐摩耗への影響評価にご活用いただいております。
摩擦摩耗試験機(フリクションプレーヤ)の概要と特徴
摩擦摩耗試験機の概要
ピンオンディスク法により摩擦係数の計測を行います。又動摩擦係数を計測することで摩耗による表面破壊が発生し動摩擦係数の変化が生じます。本機では微小な表面破壊や薄膜・コート材のはがれを動摩擦係数の変化としてとらえる事を得意としており、動摩擦係数(すべり性)の変化点を検出し、摩耗による表面変化が発生にいたった摺動回数より、耐摩耗性を数値化する摩擦摩耗試験機です。
本機は過去に製造販売いたしてまいりました摩擦摩耗試験機で培った実績をもとに、各種測定モードの実現・データ分解能の向上・使いやすさの追求により誕生した最新機種です。
摩擦摩耗試験機の特徴
- 摩耗による表面変化(削れ・粗れ・剥がれ)による動摩擦係数の変化から、耐摩耗性を数値で評価します
- 微小な摩擦力に反応可能なアーム及びセンサの採用により軽荷重測定が可能
- 軽荷重測定が可能な為、表面に傷を発生させること無く摩擦係数の評価が可能
- 実際の使用環境を模擬するため、高温測定・雰囲気制御・液体中での測定が可能(Optin)
- 長時間にわたる測定の場合、データの肥大化を防ぐため、サンプリング間隔の設定が可能
- 相手材の交換が用意に行えます(標準付属品で、φ5と10mmの球を固定できます)
- ※その他の形状の場合は営業マンにご相談ください
関連機種
- 摩耗試験と同時に接触電気抵抗を計測することが出来る接触電気抵抗同時計測型摩擦摩耗試験機
- 表面コートや膜が形成された材料評価に対しては、膜の臨界剥離荷重を測定する超薄膜スクラッチ試験機
- 摩擦に影響を及ぼすタッキネス(表面粘着力)を測定するタッキング試験機