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摩擦摩耗試験の回転駆動系測定モード

一定荷重で動摩擦係数を計測し、動摩擦係数の変化から表面の摩耗破壊を検知し、摺動回数による摩耗破壊発生回数を評価することで、耐摩耗性を評価する摩擦摩耗試験機の駆動方式を紹介いたします。

回転測定方式

回転測定方式

同一円周上を測定する基本測定モードです。回転ステージ上にディスク状の試料を設置し、センサ側に取り付けたピンホルダにピン状(ボールやフィルム用ホルダも製作可能です)試料を取り付け回転ステージの回転中心から測定半径分ずれた位置に接触させます。(回転中心と接触点の相対位置はPCへの入力により装置が自動設定いたします)その後回転ステージを回転させると設定された半径の円周上をピン側試料が擦り続けることとなります。回転数に対する動摩擦係数の変化をグラフ化することで、耐摩耗回数と摩耗による摩擦係数の変化を測定することが出来ます。

螺旋回転測定

螺旋駆動モード

試料ディスク上の同一部位を通ることなく、常に新規面に対する測定を行う事が可能です。完全螺旋と線速度一定の2種類の測定モードを選択できます。完全螺旋測定では、表面をスキャンする形で駆動する為、表面に付着した物質の回収等に有効とされております。但し、摩擦力のベクトル方向が荷重センサの出力方向から若干ずれる(回転と同時にステージがY軸方向に駆動する為)為摩擦力の計測を行う事が出来ません。線速度一定螺旋測定では、ステージ1回転に対しX軸駆動を特定Pointのみで行う為、X軸が駆動していない状況での計測が可能となります。この為、螺旋測定の目的である新規面測定を実行しつつ、X軸駆動していない時の摩擦係数を測定することも可能です。尚、回転半径が変化することによる線速度の変化を回転速度を自動的に変更していくことで、内周から外周まで全ての測定における線速度を一定にすることが可能です。

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