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ソルダーチェッカ(総合機)
はんだのぬれを電子部品に働く微小なぬれ力の変化から測定することで、ぬれの時間軸変化(ゼロクロスタイム)を評価できるはんだぬれ性試験機を紹介いたします。
ソルダーチェッカ(総合機)の概要と特徴

ソルダーチェッカ(総合機)の概要
ウェッティングバランス法は、はんだ付けの評価では定番ともいえる方法です。最近では、はんだやめっきの鉛フリー化(注1)、携帯電話や携帯ゲーム機等の普及に伴う部品の小型化、高密度化のため、試験機としての重要性が増しています。はんだ付工程は以前より難しくなり、はんだ付不良が発生しやすくなっています。不良をなくし、はんだ接合強度、耐久性、信頼性など最良のものを目指すうえで、はんだ・フラックス・部品のめっき・ソルダーペースト・基板電極など個々のぬれ性を定量的に評価するうえで欠かせない試験機です。
(注1)EU での[WEEE&RoSH指令]、中国での[電子情報製品生産汚染防止管理弁法(中国版RoHS)]、日本でのJ-Mossなど、世界的に有害物質の使用禁止、または含有の明記など、環境に配慮するための動きが活発になっています。 有害物質のひとつに鉛が挙げられているため、特殊な用途を除き 鉛入りはんだ、鉛入りめっきが使用できない状況になっています。
ソルダーチェッカ(総合機)の特徴
- 国際規格・国内規格に対応した、はんだのぬれ評価ができます
- はんだ組成の違い(鉛フリー等)による、ぬれ性への影響を評価できます
- フラックスの違いによる、ぬれ性への影響を評価できます
- サンプル表面の違い(酸化や、メッキ)による、ぬれ性の違いを評価できます
- ソルダぺーストのぬれ性評価(プロファイル昇温法・急加熱昇法温法)ができます
- 各種部品に対応したチャックをご用意しており、さまざまな形状の部品評価が行えます
- はんだポットが大きいので浸せき試験やぬれ広がり試験も行えます
- 雰囲気中で測定が行えます
関連試験機
- 微小電子部品のぬれ性測定が評価できるソルダーチェッカ
- 実装後のはんだ接合強度を評価する継手強度試験機
- 実装後のはんだ接続部の曲げ耐久強度を評価する繰返し曲げ耐久試験機