動的濡れ性試験機
静止接触角から前進及び後退接触角の測定が可能な動的濡れ性試験機を用いて、電解液とセパレータや溶融樹脂と金型の濡れ性評価等にご活用いただいております皆様より寄せられた質問を紹介いたします。
動的濡れ性試験機(WET-6200型)に寄せられた質問(Q&A)
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Question
設定した浸せき深さよりも深く液体内に浸せきしてしまう
測定時に液体内への浸せきが止まらない
Answer
以下の理由が考えられます
- 測定開始時の液体と試料の距離が近すぎる
測定駆動開始直後は、液面検出を行えない場合があります。測定開始後1sec以上経ってから液面と接触するよう、測定速度にあわせ液面と試料の距離を離して測定を行ってください。
- 絶縁体に対し、導通検出設定になっている
本機では液面の検出方法を2通りご用意いたしております。(詳細はこちらの液面検出方法のページを参照下さい)この検出方法において、導通検出に設定した状態で、導通の無い試料を測定した場合、液面を検出できず、液体内に入り続けてしまうこととなります。液面検出方式を応力検出に設定してください。(液体をガラス容器に入れて測定を行っている場合も導通検出を行うことができません)