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粉体濡れ性試験機

顔料や医薬材等の粉末の臨界濡れ張力を測定し、粉体材料の分散性や臨界表面張力にアプローチする粉体濡れ性試験機の測定原理を紹介いたします。

粉体濡れ性試験機の測定原理

疎水性粉体を水に浮遊させ攪拌しつつ水相に有機溶媒を連続的に供給混合したとき粉体表面の濡れ性に応じて、ある溶媒濃度に達すると粉体は混合液中に沈降、分散し始める。この時の透過率変化は以下の(式1)で求められます。

I/I0=exp (CX√2SK+K2)・・・(式1)

さらにこの時の光電出力電圧Vは入射光の対数に比例(式2)するので結果として、懸濁粉体濃度に比例した出力電圧が得られます。(式3)

粉の表面エネルッギーに相当する臨界表面張力を求める粉体濡れ性試験機の測定原理図

V=A×lnI・・・(式2)

V∝C・・・(式3)

  • I0:純水のみの透過率
  • I:測定の透過率
  • C:濃度
  • X:光路長
  • S:散乱係数
  • K:吸収係数
  • V:出力電圧
  • A:比例定数
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