Home>製品紹介>はんだぬれ性試験>ソルダーチェッカ>サポート>Q&A
ソルダーチェッカ(SAT-5200型)
ソルダーチェッカを用いて電子部品のはんだ付け性を評価頂いております皆様よりよせられた、ぬれ応力と接触角の関係を一覧で教えて欲しいといった質問に関する回答を紹介いたします。
ソルダーチェッカ(SAT-5200型)に寄せられた質問(Q&A)
本項を参照しても解決しない場合は、『お問合せ』フォームよりご連絡いただくか、弊社営業マンまでお問合せ下さい。
Question
試験結果として得られる『ぬれ力』と『接触角』の関係を簡単に説明してください
『ぬれ力』が大きいと『接触角』が小さい理由を簡単に説明してください
Answer
ぬれ応力と接触角には以下の関係が成り立ちます。※下記説明では、試料に生じる浮力を無視いたしております。
- 接触角が鋭角(90度以下)=ぬれ応力がプラス(電子部品をはんだ内に引張る力が発生)
はんだ面が、電子部品に沿って持ちあがっています。
- 接触角が90度=ぬれ応力がゼロ
はんだ面が電子部品と垂直になっており、電子部品は上に持ち上げられるでも、下に引っ張られるでもない状態
- 接触角が鈍角(90度以上)=ぬれ応力がマイナス(電子部品をはんだがはじく事で上に押し上げられる力が発生)
はんだ面が、電子部品の周りで凹む状態となっております。
関連情報
- ぬれ応力と接触角の関係を計算式を用いて解説した測定原理の項