試験機のレスカのロゴマーク

Home>製品紹介>はんだぬれ性試験>ソルダーチェッカ>サポート>Q&A

ソルダーチェッカ(SAT-5200型)

電子部材とはんだのぬれ性をIECやJIS規格に準拠したはんだ槽平衡法で評価するソルダーチェッカを用いて、挿入部品のリードメッキのはんだぬれ性評価にご活用いただいております皆様より寄せられた質問を紹介いたします。

ソルダーチェッカ(SAT-5200型)に寄せられた質問(Q&A)

本項を参照しても解決しない場合は、『お問合せ』フォームよりご連絡いただくか、弊社営業マンまでお問合せ下さい。

Question

設定した浸せき深さよりも深くはんだ内に浸せきしてしまう

測定時にはんだ内への浸せきが止まらない

Answer

以下の理由が考えられます

  • 測定開始時のはんだと試料の距離が近すぎる

測定駆動開始直後は、はんだ面検出を行えない場合があります。測定開始後1sec以上経ってからはんだ面と接触するよう、測定速度にあわせ、はんだ面と試料の距離を離して測定を行ってください。

  • 絶縁体に対し、導通検出設定になっている

本機では、はんだ面の検出方法を2通りご用意いたしております。(詳細はこちらのはんだ面検出方法のページを参照下さい)この検出方法において、導通検出に設定した状態で、導通の無い試料を測定した場合、はんだ面を検出できず、はんだ内に入り続けてしまうこととなります。液面検出方式を応力検出に設定してください。

  • 電気導通がとれなくなっている

先述のはんだ面検出方法において、導通検出方式の場合、試料以外の部分でも電気導通がとれなくなるとはんだ面を検出できず、はんだ内に入り続けてしまうこととなります。最も可能性が高い点として、チャック部がフラックスにより汚染されている可能性が考えられます。テスターを用いて、天秤シャフトとサンプル間の導通を確認し、導通が無いようであれば、溶剤を用いて洗浄を試みてください。

試験機のレスカのホームページであることを表す図